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第161回 儲かりそうもない事業を儲かる事業に変えるための発想法

先日、知り合いの伝手で、企業の中で新規事業を立ち上げるという若者から相談を受けました。どうも社長から「既存事業では売上が頭打ち、新規事業で新機軸を打ち出して欲しい」と言われたらしい。

若い人としては嬉しいわけです。だって社長が「君たちの感性を生かして、うちの未来を考えてくれ」と言っているわけですから。それで、張り切ります。

マーケティングの教科書を取り出してきたり、パワーポイントできれいに企画書を作ってみたり。それで、できてくる企画書はパッと見「よくできたもの」になるわけですが、今ひとつもふたつも物足りない感じが漂ってきます。

物足りない理由の第一は、「なぜ、あなたがそれをやるのか」がわからないこと。多分、他所で流行っているからとか、次のビジネスとして取り沙汰されているから、という理由で選んだテーマなのでしょう。でも、どうにも、そこに当事者の存在が感じられず、「なぜに、それ?」という疑問が頭に張り付いて離れません。

もう一つの理由は、話が大きすぎること。海のものとも山のものともつかない事業なのに、いきなり数千万投資するという話になっています。

「で、利益は出るの?」と聞くと、「はい、初月から百万円」と。

夢は大きい方がいいのです。期待も膨らんでいる方がいい。

でも、老婆心から出てきた言葉は、「もう少し現実を見た方がいいんじゃない?」

日頃、若い人たちの芽を摘む、中堅・高齢社員についてあれこれ言っている我が身を振り返り、若干矛盾を感じながらも、危ない橋を渡ろうとしている若者に対して、あれやこれやと言葉が出てきます。

例えば、「新規事業は小さく始めるのが基本だよ。いきなり大きく始めて、いきなりこけたらどうするの?」

とか

「優等生的な良い企画だけど、あなたの会社の強みはどこで生きるの?」

とか

「こんな大きな投資、社長、出してくれるって言った?」

とか。

まぁ、良かれと思って言っているわけですが、当の本人にどう映ったか?

後からわかったことですが、この若者、あまりに大きな投資のため、社長に伝える前に、何か補助金が使えないかと相談に来た模様。

なるほど。補助金の話を聞くはずが、せっかく作った企画にケチをつけられて、いやーな感じになってしまったわけです。

彼の感情はさておき、そこで私が感じたのは、身銭を切って事業をやる人と、人のフンドシで事業をやろうという人の歴然たる違いです。動機づけとしてのお金の大きさを改めて感じたという次第。

さて、話はガラリと変わってSDGsの話。社会貢献とかフィランソロピーとかと同列で考える方が多く、それやってどうなるの?という質問を受けることが多々あります。

とどのつまりは「それやって儲かるの?」という根源的な疑問です。

「だから儲かる方向で活用しましょうよ」というのが私の答えです。

人の注意力というのは面白いもので、「その気」になれば、「その用途」の使い方に気が付きます。その気になるために、あるいは、その用途での使い方に気付くためには、「きっかけ」が必要です。

というわけで、「きっかけ」が欲しい方、ぜひお声がけください。

次に「きっかけ」を掴むのは、あなたですよ!


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